また、かつおのたたきパルミジャーノチーズ乗せ(料理に合う日本酒とは) [料理と日本酒の相性]

今の時期カツオは脂が乗っています。
串に刺して焼いている時に油がしたたり炎が上がりました。
このくらい脂が乗っているとカツオ特有の臭みがあるのですが、
パルミジャーノチーズの仕事ぶりは凄いです。
カツオ.jpg
まったく臭みを感じさせません。
パルミジャーノチーズは素晴らしい!
日本とイタリアの食文化の衝突により生まれたこの料理は良いですよ。
それと、岩塩をお忘れなく、名脇役を演じますので。

さて合わせた日本酒は、「仙禽 純米吟醸 雄町 瓶燗火入 20BY」です。
これがビッたし、ベストマッチングでした。
まず、仙禽さんのお酒ですから、料理に負けることはありません。
しっかりとしたボディのある日本酒は、往々にして料理の味をバッサリと切り過ぎる嫌いがありますが、このお酒は、料理の味とお酒の味がうまくバランスして良いですね。
料理に負けず、しかも自己主張し過ぎない、素晴らしいです。
仙禽雄町.jpg

食中酒とは、料理の邪魔をしない日本酒が良しとされてきましたが、
しかし、本当に料理と日本酒の相性を検証して、そのようなことを言っているのだろうかと疑ってしまいます。

料理を食べた後にお酒を飲むわけですから、ある程度料理の味をバッサリと切ってくれないと、箸が次へ進まないですから。
でも切り過ぎて、強引に日本酒の世界へ引き込まれても困ります。
ある程度料理の味を残しつつ日本酒も主張する。そういったバランスを持った日本酒が料理に合うと思うのです。
なおかつ料理と日本酒が口の中で素晴らしいハーモニーを奏でてくれれば最高です。

むしろ、個性を主張しないボディの弱い日本酒は料理の味を支えきれなくて、腰砕けの状態になり料理の味を損ねてしまいます。

話を戻しましょう、
「仙禽 純米吟醸 雄町 瓶燗火入 20BY」は去年の造りのお酒ですが、ヒネなどまったく無く、活き活きとした表情は素晴らしいですね。
姿の緑ラベル火入20BYも良かったし、
仙禽も姿も火入技術が良いから、まだまだ活き活きとした味わいで、しかも安定した酒質で飲めます。
瓶燗火入れ酒おススメです。

Sake芯ホームページ
http://www.sake-sin.com/


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