試飲しながら日本酒が買える酒屋として当店を取材していただきました [取材]

「酒販ニュース」を発行している醸造産業新聞社の方から取材を受けました。
冒頭「日本酒の売り上げが低迷している中で、日本酒専門店を行うことに不安はありませんでしたか?」と聞かれました。
「いつか日本酒に携わる仕事がしたいと思っていて、日本酒好きが高じて始めたものですからまったく不安はありませんでした。」と答えました。

当店は、一般的な店舗を持っておりません。試飲室とプレハブ大型冷凍庫だけで営業しています。
試飲室では、じっくりとお酒が選べるようソファーに座って試飲していただいています。
記者の方から「試飲していただくのに、注意していることはありますか?」と尋ねられました。
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お客様には、好みをお聞きして、合いそうなお酒を選んで試飲していただき、蔵のある場所や、蔵元さんの酒造りに対する考え方や、使用しているお米や酵母、味わいの傾向などをお話しています。
好みのお酒とは対照的な味わいのお酒を比較のために飲んでいただくこともあります。
このようにして、お客様と対話しながらお酒選びの手伝いをさせていただいていますと話しました。

以前、あるお客様から、「日本酒をこんな買い方が出来るなんて贅沢ですよ。」と言われました。
私は薦められて買ったお酒が美味しくなかった、という経験をしていましたので、とことん試飲していただいて、本当に気に入っていただいたお酒を買っていただけるような商売をしたいと思っておりました。

記者の方に言われたのは、店舗を持たず、日本酒を試飲室で試飲させながら対面販売する形式の店は他に無いそうです。
こういう珍しい売り方をしている新業態の酒屋があるということで取材に来てくださったのです。
現代では、商品を陳列してお客さんが勝手に選んだ商品を売る方法が一般化していますが、昔はそうでなくて、商品をディスプレーしないで、お客様と対話しながら、この商品は如何でしょうと奥から商品を出してきて、売っていたのが商売であったと思います。呉服屋さんなどがそうですね。
つまりお客様と対話しながら商品を選んでいただくのが商売の本筋だと思うのですが、いつからか、商品の説明は省いて、お客様が勝手に選んだものを売っていくようになってしまった。
それはスーパー的発想や売り方だと思うのです。
当店では、商売の原点に立ち返って、お客様と対話しながら、お酒を説明して、試飲していただき、商品を納得して買っていただきたい、そういう売り方をしたいと思っております。
ぜひ一度お越しください。
当店は、住宅街に隠れ家的にたたずむ酒屋のため、場所が分かりにくいと思いますが、分からない場合はぜひお電話ください。
当店ホームページ
http://www.sake-sin.com/


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タグ:試飲
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