どぶろく売れてます

このところ寒い日が続きますね。
今夜も冷え込んでいます。
このところ暖冬続きだったのですが、これだけ寒い冬も久しぶりですね。

ところで、当店の最近の売れ筋は、仙禽さんの「ないしょで造った　どぶろく」です。

このお酒、糖分やアルコールが入っていて、データ重視の方には、たぶん評価が低いと思うんですが、私は抜群に旨いと思うんですよ。
日本酒度ー20と甘いんですけど、甘味が優しくて、軽やかに引いていくため甘味が強く感じないんです。優しい甘い含みがなんとも良いです。
オリの量からは想像できないほど軽くて、この不思議な軽さと飲み易さ、ホッとする癒し系のどぶろくです。

最近飲んだにごり酒の中ではＣＰも含めて一番おいしいと思いました。

そう、日本酒はデータで飲むな、データを重視するとこのお酒の良さが見えなくなります。
日本酒はデータでは無いということを物語っているお酒です。

造り手の技術が良いんですね。仙禽さん素晴らしいです。

こういうお酒は、一切のデータを無にして、ピュアーな感覚で味わえば、お酒の持っている素晴らしさが見えてくると思います。

しかも、720ｍｌで1,050円！超買い得なお酒です。

ただし、甘口が苦手な方には向いていません。でもこの甘味は良いです。

甘味については、私はこう思うんです。甘味は旨味のベースになっていると。甘味が加わることで、味わい豊かになります。長年日本酒を飲んできて、そう思うようになりました。

京都大学教授の伏木亨先生の書かれた「コクと旨味の秘密」に「甘味はコクを支えている」と書かれています。

ただし、くどい甘味は勘弁で、あくまでも品の良い飲み易い甘味が前提です。

「ないしょで造った　どぶろく」素晴らしいです。

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