姿 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 入荷しました

先日来店されたお客様は県内の厚木市から見えられました。
遠方から有難うございました。
飲食店関係の方で、今まで焼酎を揃えていたが、日本酒を勉強しようと思い来店されたそうです。
まず、新入荷した姿の純米吟醸五百万石を飲んでいただきました。
温度により味が開いて美味しくなるところを感じてほしいと思い、
「冷えていると、スパイシーな味わいでちょっと堅い感じがするのですが、温まると（室温）まったく異なる味わいに変わり、ふくよかな味になりますので、今の状態で飲んだら温まるまで置いておきましょう。」と話し次のお酒をと考えていると、

お客様が、
「日本酒を飲んでいただくのですが美味しくないと言われて困っているのです。どんな日本酒を勧めたらよいのかと考えています。」
私は、
「今までの日本酒とまったく異なる日本酒らしくない日本酒を勧めてはどうですか。」と、
そして、「昔のオヤジ酒のような日本酒臭いお酒でなく、日本酒臭さのまったく残らない日本酒です。」と付け加えました。
「まず飲んでみてください。」と風の森の新酒、純米秋津穂を飲んでいただきました。
お客様、
「そうですね、後口に日本酒臭さがまったく残らない。すーっと切れます。」
次に、米の違いと、醸造年度の違いを味わって頂くために、２１ＢＹ去年度の造りの風の森純米露葉風を飲んでいただきました。

その後一通り飲んでいただき、
そろそろ温まったので、姿を飲んでいただきました。
「うわっ、ぜんぜん違いますね、たしかにふくよかになった美味しいです。」

姿を気に入られご購入いただきました。

このお酒、最初は冷えていると堅いと感じるのですが、温度が室温に近づくと味がほどけて、ふくよかで柔らかい味わいになるのです。
生酒ですけど、極ぬる燗で美味しくなりそうですね。
なぜ、冷えている時と温まった時の、味の傾向がこんなに違うのか？
日本酒は不思議ですね。

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タグ：姿　純米吟醸　五百万石　無濾過生原酒