笑四季 リバティン 純米吟醸 越神楽 京都酵母6号 入荷しました。フレッシュ&フローラルで爽やかなお酒です。 [笑四季]
笑四季酒造さんから2種類の6号酵母を使用したリバティンが出荷されましたが、
今回入荷したのは京都市産業技術研究所に所蔵されていた京都酵母6号を使用したリバティンです。
研究所が50余年所蔵していたいにしえの6号酵母の味はいかなるものでしょうか。
プシューッと音がして栓が開きました。
K601リバティン同様このお酒も直汲みに近い酒質を感じさせる発泡感です。
香りはバニラアイスクリーム香を感じます。
飲んでみると、バニラアイスクリームの香りに青リンゴのフレーバーを感じ、アンズを思わせる酸味が後から広がりエンディングへと導きます。
爽やかかつフローラルな味わいが良いです。
温度が上がると、甘味が増してバニラアイスクリーム香と一緒に広がり、途中酸味が押してきます。やがて一体となった旨味は伸びやかに広がり、どこまでも伸びていくようにフェードアウトしていきます。この伸びの良さはスゴイです。
二杯目、少し温まると微細な酸味と香りと甘味のバランスがピッタリと合い、グーンと伸びていく様子が永遠に続くかと思えるほど伸びやかな味わいに気持ち良さを感じます。
三杯目、リンゴのフレーバーにメロンやアンズのようなテイストをちりばめた味わいが広がり、味の押しや伸びやかさそしてフローラルな味わいが良いですね。
杯が進むと、キュートな甘味がクッキリと現れて、バニラアイスクリーム香がしっかりと支え青リンゴのフレーバーも感じます。
フレッシュ&フローラルで爽やかなお酒です。
24BY、滋賀県産越神楽50%以下、酵母:京都酵母6号系、日本酒度-3.5、酸度2.1、ALC:15.7度、生原酒
50余年の時を経て対峙した2つの6号酵母のお酒を比べると、
性格はかなり異なるものがあります。
源株に近い京都酵母6号の明るく伸び伸びとした味わいに対し、
同じ6号でも協会酵母のK601号の繊細でオシャレな味わいは、人の手により選抜してきたために人間の文化や嗜好が反映されているのを感じます。
酵母はアルコールを作り出すだけでなく人間の文化の進歩に伴い変遷した嗜好をも映し出すんですね。
であるなら、人間の歴史は、酵母の歴史でもある、といえます。
皆さんもぜひ2つのお酒を飲み比べて酵母の違いを楽しんでみてください。
なお、笑四季酒造さんのオーナー杜氏竹島さんのブログ「笑四季酒造から皆様へ」にリバティン使用の京都酵母について書かれていますのでご覧ください。http://emishikidirector.blog89.fc2.com/blog-entry-16.html
そのブログで彼はこう結んでいます。「50余年の刻を隔てて両種が対峙したことが奇跡ともいえるのではないでしょうか。」
日本酒専門店 Sake芯 http://www.sake-sin.com/
Sake芯 ショッピングサイト http://shop.sake-sin.com/
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二杯目、少し温まると微細な酸味と香りと甘味のバランスがピッタリと合い、グーンと伸びていく様子が永遠に続くかと思えるほど伸びやかな味わいに気持ち良さを感じます。
三杯目、リンゴのフレーバーにメロンやアンズのようなテイストをちりばめた味わいが広がり、味の押しや伸びやかさそしてフローラルな味わいが良いですね。
杯が進むと、キュートな甘味がクッキリと現れて、バニラアイスクリーム香がしっかりと支え青リンゴのフレーバーも感じます。
フレッシュ&フローラルで爽やかなお酒です。
24BY、滋賀県産越神楽50%以下、酵母:京都酵母6号系、日本酒度-3.5、酸度2.1、ALC:15.7度、生原酒
50余年の時を経て対峙した2つの6号酵母のお酒を比べると、
性格はかなり異なるものがあります。
源株に近い京都酵母6号の明るく伸び伸びとした味わいに対し、
同じ6号でも協会酵母のK601号の繊細でオシャレな味わいは、人の手により選抜してきたために人間の文化や嗜好が反映されているのを感じます。
酵母はアルコールを作り出すだけでなく人間の文化の進歩に伴い変遷した嗜好をも映し出すんですね。
であるなら、人間の歴史は、酵母の歴史でもある、といえます。
皆さんもぜひ2つのお酒を飲み比べて酵母の違いを楽しんでみてください。
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2013-02-05 15:37
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