料理と日本酒の相性 ブログトップ
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日本の夏の新しい定番「枝豆と風の森夏の夜空」 [料理と日本酒の相性]

夏の定番と言えば枝豆とビール、爽快な喉ごしが良いですよね。
でも、枝豆に合うお酒と言えば風の森夏の夜空です。
グラスに注げばシャンパンのような細かな気泡が立ち、シュワーっとした爽やかな後口が夏にぴったりの日本酒です。
発泡感のある日本酒の多くは濁っているのですが、澄んでいて発泡感のある日本酒は私が知る限りこのお酒だけです。
枝豆と夏の夜空

毎年夏の初めに枝豆を食べるといよいよ夏が来たなと感じます。
普通はビールなんでしょうけど、ここは日本酒で合わせます。
グラスに注いだ夏の夜空は細かい気泡が立ち上がりいかにも夏酒の雰囲気を盛り上げてくれます。

枝豆を頬張ると豆のえぐみやちょっとしたフルーツぽさや甘みが広がり美味しいですね、やっぱり夏は枝豆です。
夏の夜空をグビッとやると、枝豆のほのかな甘みが夏の夜空のフルーツ感に良く合います。
お互いどこか似たフレーバーを持っているのでしょう。
後半のシュワーッとした発泡感が爽やかで、プハーッ旨いですね。

日本の夏の新しい定番「枝豆に風の森夏の夜空」どうぞお試しください。


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スズキのオーブン焼きにクラシック仙禽亀の尾を合わせてみました [料理と日本酒の相性]

スズキが店先に並ぶようになりました。
神奈川産と表示してありましたのでおそらく東京湾で捕れたものと思われます。
スズキの旬は6月~8月で、買ったのは20センチ~30センチのものなのでセイゴです。
ご存知のようにスズキは出世魚で、大きくなるに従いセイゴ・フッコ・スズキと呼ばれます。

3枚に下ろしてもらったスズキにパルミジャーノチーズとシソの葉、オリーブオイルを振りオーブンで焼きます。
スズキは臭みのある魚なので、パルミジャーノチーズが臭みを消してくれますし、
こういう調理法が良く合います。

お酒はクラシック仙禽亀の尾を合わせてみました。
地元産亀の尾を低アルコール+火入れにより優しくも仙禽イズムに溢れる佳酒です。
仙禽さんの酸でチーズの酸味に合わせようという考えです。
グラスは千葉県千倉のガラス工芸作家大場匠さんのグラスです。
suzuki.JPG
焼き上がったスズキは皮がパリッと香ばしくパルミジャーノチーズの旨味とシソの葉の香りがマッチしとても美味しいです。
思った通り仙禽の酸味がチーズの酸味に旨く合っています。切れも良いし良いですね。

ただ温度が上がってくると、バニラ系の甘い香りが強くなり相性は今一つですが、冷えている状態では良い相性でした。
これから旬のスズキお試しください。


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カツオのたたきパルミジャーノチーズ乗せに合わせた菊鷹山廃純米の至高のマリアージュ [料理と日本酒の相性]

カツオが安くなって来たので、今日はカツオを買ってパルミジャーノチーズ乗せを作りました。
材料はカツオのたたき、パルミジャーノチーズのスライス、玉ねぎのスライスと小口葱、それと岩塩にオリーブオイルとレモンを用意します。
カツオは金串を指してガスで表面を焼くのですが、カツオの油が垂れてパチパチと火の手が上がります。
焼けたら金串を抜くのですが、カツオの身は柔らかいので金串を回しながら抜きます。
皿に並べたカツオにオリーブオイルとレモンを振りかけます。
パルミジャーノチーズのおかげでカツオの臭みは消えて、カツオを食べるには最高の調理法です。
カツオと菊鷹.JPG
さて合わせるお酒ですが、料理のポイントはカツオの脂とオリーブオイルの油、チーズのコクにレモンの酸味です。
そこで山廃でありながら柑橘系の爽やかな酸味のある菊鷹山廃純米菊一文字を選びました。
油とコクは山廃のボディが負けてないでしょうし、レモンの酸味には柑橘系の爽やかな酸味が同じフレーバーで合うはずです。

カツオに岩塩を振り玉ねぎ・小口葱・チーズを乗せて一口、うーん美味しいですね。
脇役である岩塩が良い働きをしています。カツオの味を引き立たせ塩味を効かせて、岩塩が無かったら間の抜けた味になってしまいます。
刺身に醤油をつけないで食べるのと同じで、味に締りがない。
この料理はパルミジャーノチーズとカツオと岩塩が無ければ成立しない料理です。

そこで菊鷹を一口、チーズとカツオの旨味に程良く調和し、レモンの酸味に菊鷹の爽やかな酸が良く合います。そして特筆なのは後口の爽やかさ、素晴らしい相性です。
これは至高のマリアージュですね。

合わせるお酒は、けっして料理の邪魔をしないお酒を合わせないでください。カツオにお酒が負けてしまいます。
また山廃なら何でも合うかと言うとそうではなく菊鷹のような柑橘系の爽やかな酸味を持ったお酒なら料理と同類項のフレーバーで合うはずです。

カツオに合った菊鷹ですが他の料理と合わせてみると今一つ合いませんでした。
料理に日本酒を合わせるには、料理の味の要素と似たフレーバーを持ったお酒を選べば比較的合わせやすいと思います。

カツオとパルミジャーノチーズと岩塩が創り出す味、美味しいですよ。
どうぞお試しください。


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フグ刺しに合わせる日本酒 [料理と日本酒の相性]

先日お酒の会をおこない事前に頂いたメニューにフグ刺しがあり、合わせる日本酒を考えてみました。
フグ.JPG
フグに合う日本酒は難しい相性に思えますがヒントをつかめば簡単です。
フグ自体は淡白な味なので、ポン酢との相性を考えてみました。
ポン酢に合う日本酒です。

ポン酢に使っているのは橙ですから、日本酒も柑橘系の酸味を持った繊細な酸味の日本酒が合うと思います。

この時期でそのような日本酒となると仙禽がすぐに思い浮かびました。
柑橘系の酸味では右に出るもの無し、酸味の先駆者仙禽ならポン酢と合うはずです。
そこで仙禽七色とんぼを選びました。
仙禽 七色とんぼ
合わせてみると、繊細なフグの薄造りと良く合います。仙禽の柑橘系の酸味とフグの繊細な味やポン酢との相性すごく良いですね。

料理と日本酒を合わせる極意の一つは「似た者同志を合わせる」です。
今回は酸には酸で応える。

フグのうす造りに仙禽至福のひと時でした。


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洋風カツオのたたきに風の森夏の夜空 [料理と日本酒の相性]

昨日はカツオのたたきにしました。
カツオは今年不漁のため高くて入荷も少なかったのですが、
このところだいぶ安くなってきました。
そして大きくなっています。
カツオと夏の夜空.JPG
カツオは金串にさしてガスであぶります。
切ったら、玉ねぎのスライス、小口のアサツキ葱、青シソ、レモン、パルミジャーノチーズ、オリーブオイル、岩塩を揃えます。
カツオに青シソ、玉ねぎとアサツキの乗せ、レモンとオリーブオイルを垂らして、パルジャーのチーズを乗せて岩塩を振って食べます。
欠かせないのは玉ねぎ、パルミジャーノチーズと岩塩です。
パルミジャーノチーズによりカツオの臭みは全く消えます。
岩塩は普通の塩と比べましたがやはり岩塩の方がいい仕事をします。

カツオの捕れる時期にこの調理法は我が家の定番になっています。
カツオはもうこの食べ方が最高ですね。
用意したお酒は風の森夏の夜空です。油長酒造さんが夏酒とは何かを考え出した答が夏の夜空です。澄んだ発泡酒、ドライでフルーツ感を感じる味わいは最高の夏酒ですね。

さてカツオを頬張ってみるとカツオに玉ねぎ青シソの風味がし、パルミジャーノチーズが効いていますね。岩塩も良いアクセントになっていて美味しいです。

夏の夜空を飲むとシュワッとした口当たりが爽やかで、玉ねぎに青シソの風味とカツオとパルミジャーノチーズの旨味に良く合いますね。
温まってくるとフルーツ感のある味がまた良いです。

澄んだお酒のシュワッとした発泡感は洋風の料理にとても良く合います。
同じ発泡酒でも濁り系の発泡酒はオリ味が絡んでいるため料理と合わせるには少し難しくなります。

イタリアのチーズにカツオと夏の夜空、相性の妙ですね。


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「初夏の創作フレンチと日本酒のマリアージュを楽しむ会」を開催しました [料理と日本酒の相性]

フランス料理と日本酒を合わせる企画も今年で20年目を迎えます。
お酒
 第1回は平成5年5月に始まりました。当時あるホテルにフランス料理を日本酒で楽しみたいと話を持ち込みましたが、シェフは渋っていたそうです。その時支配人が南仏系の料理に日本酒はきっと合うはずとシェフを口説いていただき、第1回が始まりました。

 当時はフランス料理に日本酒を合わせるなどとんでもないことだったのです。バブルが始まりかけていて、日本酒よりワインの方が上等なお酒と考えられていた時代でした。

20年目の今回は、初夏の創作フレンチとSake芯セレクトの新感覚日本酒とのコラボレーションを「あら井」さんで楽しみました。


~ 料 理 ~

アミューズ ブーシュ  クロケットにしたエスカルゴブルギニョン

冷前菜 活帆立貝柱とアスパラガス 季節のサラダを添えて

温前菜 フランス産フォアグラのポワレ 無花果のコンポート

スープ フカヒレ姿煮をコンソメで 生姜のエマルジョンと共に

魚料理 ポテトのドレスに着替えたイサキのオーブン焼き オマール海老のバターソース

肉料理 ローストビーフ

パスタ ウニの冷製パスタ

デザート ベイクドアラスカ


~ 日本酒 ~

菊鷹 山廃純米吟醸
 
仙禽 雄町50

笑四季 モンスーン 山田錦

豊賀 純米大吟醸 39%

風の森 純米 露葉風

仙禽 生もと 亀の尾50

笑四季 純米大吟醸 サブマリン


料理と合わせる日本酒選びですが、毎年頭を悩ませながら選考を楽しみます。
料理とお酒の最高の相性とは、料理とお酒が口中で互いに昇華して素晴らしいマリアージュを奏でることです。
今回もこの基準で日本酒を選びました。

フランス料理と日本酒をピッタリと合わせるのは難しい作業が必要となります。中でも肉料理にどのような日本酒を合わせるのかが一番難しいです。
肉には古酒が合うとか山廃や生もとが合うとか単純なものではありません。肉の芳醇な味を包み込む包容力のあるお酒が良く合います。

~ 今回の料理に合わせる日本酒を選んだ理由 ~

エスカルゴのクロケット
乾杯と最初の料理「クロケットにしたエスカルゴ」に合わせるお酒ですが、乾杯でも良いし、エスカルゴでも合う、菊鷹の山廃純米吟醸を選びました。
乾杯には微発泡性のあるお酒が最適なのですが、菊鷹は山廃にしてはとてもキレイなお酒で乾杯にも向いています。
そして、山廃のエネルギーを内に秘めた菊鷹ならエスカルゴに負けないだろうと思いました。

次の冷前菜はサラダ感覚の料理なので、サラダの繊細な酸味に、爽やかな酸味を持つ仙禽雄町を合わせました。

温前菜のフォアグラのポワレは直ぐに決まりました。
フォアグラのような油脂分の多い料理には甘口のお酒が合いますので、笑四季モンスーン山田錦を合わせます。モンスーンは酸味がありますのでソースの酸味と合うと思います。
油脂分の多い料理に甘口のお酒が合う理由ですが、人間のエネルギー源である脂肪と脳の栄養素である糖分この2つが合わさることで人間は無条件に美味しいと感じてしまうのです。

次のフカヒレ姿煮をコンソメでいただく料理ですが、フカヒレに何を合わせるかは悩みました。コンソメの濃厚な味をたっぷりと吸い込んだフカヒレには、包み込むような柔らかさの豊賀の純米大吟醸を合わせてみました。
ふかひれのスープ
魚料理には、エレガントなフルーツ感のある風の森純米露葉風を選びました。

さて、メインのローストビーフですが、ドライフルーツ様の芳醇な味わいを持つ仙禽の生もと亀の尾で挑んでみます。

そして最後のウニの冷製パスタですが、この料理も悩みました。そこでデザートにも合いそうな甘味の素晴らしい笑四季純米大吟醸サブマリンを選びました。



それでは「初夏の創作フレンチと日本酒のマリアージュを楽しむ会」の開宴です。

乾杯は菊鷹山廃純米吟醸でおこないました。
酸味の効いた甘酸っぱい味わいがとても良いです。

アミューズ ブーシュ クロケットにしたエスカルゴブルギニョン
お酒:菊鷹 山廃純米吟醸
エスカルゴの入ったコロッケをブラウンソースとともに食べる料理です。
エスカルゴの強い味わいに菊鷹はさすが山廃ですね負けてないです。
ソースの酸味とお酒の酸味が良く合っています。

ホタテの冷前菜

冷前菜 活帆立貝柱とアスパラガス 季節のサラダを添えて
お酒:仙禽 雄町50
繊細な酸味を活かした料理です。
合わせた仙禽雄町の爽やかな酸味がサラダの繊細な酸味にとても良く合います。
ただ帆立よりは海老やサーモンの方が合うと感じました。
料理の酸味が繊細なため菊鷹を飲むと菊鷹の方が強く感じてしまいます。

温前菜 フランス産フォアグラのポワレ 無花果のコンポート
お酒:笑四季 モンスーン 山田錦
フォアグラのふっくらとした味にからむソースの甘い味わいが、モンスーンの甘味と良く合っています。無花果のコンポートとも良く合います。

スープ フカヒレ姿煮をコンソメで 生姜のエマルジョンと共に
お酒:豊賀 純米大吟醸 39%
最初豊賀が少し強いかなと思いましたが、フカヒレの酸味を感じる旨味と素晴らしく良く合います。料理の後口との相性も素晴らしいです。

魚料理 ポテトのドレスに着替えたイサキのオーブン焼き オマール海老のバターソース
お酒:風の森 純米 露葉風
開栓時にポンと音がするほどガス感のあるお酒です。オマール海老のバターソースにシュワッとした微細な発泡感が不思議ととても良く合います。

フォアグラ

肉料理 ローストビーフ
お酒:仙禽 生もと 亀の尾50
このローストビーフは脂も乗っていてとても柔らかい素晴らしいローストビーフでした。
仙禽は良く合います。肉の旨味にフィットして、最後は味を切っていくところが良いです。

パスタ ウニの冷製パスタ
お酒:笑四季 純米大吟醸 サブマリン
冷製パスタに冷えたサブマリンが良く合います。パスタのクリームがサブマリンに合うのですね。思っていた以上の相性です。
またデザートにも良く合っていました。


人間の感性は人により様々であるため、私が良い相性だと感じたところが逆に合わないと感じる方もおられます。
その点を踏まえて参加者のコメントを紹介します。

~ コメント ~


菊鷹山廃純米吟醸とアミューズ ブーシュ
・きれいな酸味が印象的な山廃。甘味酸味のあるソースと良く合っていました。エスカルゴの濃厚さを受け止めていた。山廃でのスタートが意欲的で、すばらしい!
・山廃のクセが無くきれいな酸味がこれからの食事の期待感を増加させる。
・白ワインのような青リンゴを思わせる酸味があり、冷えていると食前酒としてふさわしい日本酒。


仙禽雄町と冷前菜
・軽やかな酸味が爽やかなサラダと引き立てあっていました。洗練された素敵な合わせ方ですね。仙禽は洋風なソースやドレッシングと良く合います。
・アンズやプラムなどの香り華やかなお酒なので、帆立の繊細な味だと酒が勝つ。サーモンの方がマッチ。
・仙禽らしい新しい甘酸っぱさを感じながらも日本酒らしいボディの強さがあり、料理とのバランスが良い。

笑四季モンスーンと温前菜
・モンスーンとフォアグラは相思相愛のカップルである。このマリアージュは他の組み合わせではダメ。無花果の個性的な甘味とモンスーンの甘味がベストマッチである。
・おっしゃる通りお酒の甘味がボリューム感を受け止めていました。とても勉強になりました。
・貴腐ワインを感じさせる芳醇な甘味がありフォアグラ料理の濃厚なソースとの相性が良い。

豊賀純米大吟醸とスープ 
・スープに負けてない。
・美味しい!スープの生姜の時とケンカしてるかな。
・苦味がアクセントになって大人っぽい仕上がり。生姜の風味と合いますねネ!
・フカヒレより豊賀の方ががんばっている。

風の森純米露葉風と魚料理 
・爽やかな酸がバターソースに良く合っている。風の森は肉料理でも充分合わせられる。ローストビーフと合わせてみたがバッチリ!!
・シャンパンを頂いているような汲みたてのフレッシュ感が上等で至福でした。苦味がとてもエレガント、白身の魚とも良く合っていて素晴らしかった。
・フレッシュ&スムース。新感覚の日本酒。和食はもとよりフレンチ、イタリアンとでも良く合う。


ローストビーフ

仙禽生もと亀の尾と肉料理
・フレンチの濃厚なソースの肉料理は赤ワインという感覚でしたが、仙禽生もととのマリアージュはとても新鮮で、これもありと思いました。
・亀の尾の力強さが肉と合っていた。素晴らしく美味しいローストビーフでした。ただ生もとは少し温めて合わせてみたかった。
・仙禽さんは肉との組み合わせは外せない。前出の貝柱よりローストしてある肉の方が数段お酒の美味しさを感じる。
・ローストビーフの脂と共に一緒にトロけてゆく・・・今日の中で一番ハマリました。
・ローストビーフよりはかなり味が勝っている。
・肉に合わない。風の森の方がまだ合う。

笑四季純米大吟醸サブマリンとパスタ
・しっかりしたパスタにしっかりしたお酒!
・濃厚な味にも負けない。
・料理に負けない自己主張が優れている。
・笑四季はどの酒も特徴があり、ビン・ラベルを含めて「脱旧日本酒」を目指していると思う。


ローストビーフ

一番意見が分かれたのは仙禽生もと亀の尾とローストビーフの相性でした。
料理と日本酒の相性は微妙なものです。
料理のどの味にお酒が合うのか、それは酸味だったり、甘味だったり、香りだったりと、あるポイントでお酒と共鳴し合えばマリアージュが生まれると思います。

全体ではどの料理にも日本酒は良く合っていました。
若き造り手が醸した新感覚日本酒だからこそフランス料理のフルコースに対応できるのだと思います。

皆さんもぜひ洋風料理と新感覚日本酒のマリアージュを試してみてください。
ワインとは違う新たな日本酒の世界を発見できると思います。
今回のフランス料理に合わせた新感覚日本酒が少しでも参考になれば幸いです。


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牛肉に笑四季モンスーンを合わせてみました [料理と日本酒の相性]

横須賀ポートマーケットで、
三浦葉山牛のサーロインを買ってきて、ステーキにしました。

サーロインですから一口噛むと肉汁があふれ出しとてもミルキーです。
三浦葉山牛は肉汁の油がスッキリとしてしつこくないのが特徴です。
nikutomonsun.JPG
さあそこで日本酒ですが、油脂分の少ない肉には若波の純米が合ったのですが、
サーロインは油が強いですから考えないといけません。
油脂分の多い料理に合わせるには甘口のお酒が合うのです。
フォアグラに甘口のワインソーテルヌなどが合うのは知られたところですが、
日本酒にも当てはまると思います。

甘口となると笑四季のモンスーンですね。
モンスーンの山田錦を合わせてみました。

甘いモンスーンも油の強い肉と合わせると不思議と甘味が薄くなります。
甘味が少ない分酸味を感じ、ほのかなドライフルーツ系の旨味がとても肉に良く合います。
最後に酸味が油を切ってくれるためしつこくないです。

油が多いか少ないかで合う日本酒も違ってきます。
料理と日本酒の相性は本当に微妙ですね。


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若波 純米 無濾過生酒と牛ステーキの相性 [料理と日本酒の相性]

今日は近くのスーパーでステーキ肉を買ってきました。
黒毛和牛の脂肪分の少ないヘルシーな肉です。
両面焼いてから塩コショウを振ります。
こうすると焼き色がきれいに仕上がるのです。
今日はゆず胡椒を添えてみました。
切っているときは少し硬いのですが、食べるとまったく硬さはなく、
肉の旨味が美味しいです。余計な脂が無いため赤身の美味しさを堪能できます。
添えたゆず胡椒は肉に良く合います。
ゆずの鮮烈な香りと辛さが牛肉の味を引き締め、
それでいて肉の味は十分楽しめます。
wakanami-steak.JPG
肉に合わせる日本酒は私見ですが、ドライフルーツ系の味を持った日本酒が合うと考えています。
ある程度深みがあり、華やいだフルーツ感ではなく、ドライフルーツ系のどこか歪んだフルーツ感のあるお酒が合うんです。
赤ワインのような感じと言えば分りやすいでしょうか。

そこで選んだお酒ですが、先日入荷した若波純米無濾過生酒をテースティングしていて、深味があって重くなくハーフドライなフルーツ感が肉に合うのではと思っていました。
実際合わせてみると良く合いますね。
日本酒の多くは料理の味を一刀両断にバッサリ切るタイプが多いのですが、
この若波はやんわりと切るタイプで、気が付けば肉の味はどこかへ消えているといった印象です。そして最後にまた肉の味がほのかに戻ってくるとても良い合方です。

料理と日本酒の合わせ方は、互いの味が昇華して素晴らしいマリアージュを見せる場合と、料理の味を日本酒が切る切り方で合わせる場合の2通りあります。
若波の場合は後者の切り方で合わせるタイプです。

肉の存在感は消し過ぎず、やんわりと合わせる若波、一度牛ステーキと試してみてください。
日本酒ってステーキにも合うんだと、きっと思われますよ。


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意外な組み合わせのカラスミと笑四季モンスーンが至高のマリアージュを奏でる [料理と日本酒の相性]

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて大晦日に食べたカラスミには笑四季モンスーン山田錦ティエントを合わせてみました。
カラスミと笑四季モンスーンティエント

カラスミのクリーミーで濃厚なうまみ成分が同じ発酵食品であるチーズに似ているので、
チーズと相性が良いモンスーンが合うのではないかと思い選んでみました。-

結果は素晴らしく良く合いました。
カラスミのクリーミーで濃厚な旨味を味わったあとでモンスーンを飲むと、すぐモンスーンの世界が広がるのですが、カラスミとモンスーンがクリーミーで芳醇でフルーティーな世界を展開します。
カラスミは発酵に伴う酸味がほのかにあるのですが、その酸味はオレンジのような柑橘系の酸味に感じます。
カラスミの酸味とモンスーンの柑橘系の酸味がとても良く合います。
また最後に感じるモンスーンのクリーミーな甘味がカラスミの濃厚な旨味と素晴らしいマリアージュを奏でます。
飲み終えた後に明るい雰囲気のアフターフレーバーを残すのも良いですね。

発酵食品であるカラスミとモンスーンの組み合わせは、味の性格が違いすぎると思われますが、意外にもとても良い相性です。
皆様も一度お試しください。

今年も料理と日本酒の相性の探求は続けてまいりますので、
今年もよろしくお願いいたします。


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笑四季特別純米黒ラベルを北海道サロマ湖産牡蠣の酒蒸しと合わせる [料理と日本酒の相性]

笑四季特別純米黒ラベルを北海道サロマ湖産牡蠣の酒蒸しと合わせる

今日は「じだいや」さんの女将に北海道サロマ湖産の殻付き牡蠣を頂きました。
酒蒸しにしたら美味しいと言われ、さっそくやってみました。
牡蠣の酒蒸しと笑四季黒ラベル
塩や醤油など調味料は一切使わず蒸したそのままを頂きました。
海水の塩分が効いていて、もう何もしなくてもこれだけで十分です。
ミネラルたっぷりな海の恵みを吸い込んだ牡蠣はとても美味しいですね。

さて合わせるお酒は笑四季特別純米黒ラベルSensation Black,
実はこのお酒を飲んだ時に爽やかな柑橘系の酸味が直感的に牡蠣に合うと思ったのです。
牡蠣の味を切りすぎないで、牡蠣は牡蠣で存在感を保ち、笑四季の味も際立ち、最後に感じる辛味がドライな印象で牡蠣の持つ雰囲気と良く合います。

写真のぐい飲みは熱海在住の陶芸家佐藤弘人さんの手になるものです。
ちょうど親指が掛かる位置にくぼみがあり手に持った感じがとても手になじむんです。
ちょっと大振りですが、私にはちょうどいいサイズです。
このサイズだと注いだお酒が冷えている状態から室温になるまでの変化が良くわかるのです。

ちなみにお皿は私が作った掛け分けした四方皿です。

今日は温暖な横須賀でも小雪がチラつくほど寒かったので、酒蒸し料理はちょうどいいですね。


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