今年も1年有難うございました。

今年もたくさんの方にご来店いただき、またたくさんのネット注文をいただき有難うございました。
お蔭様でSAKE芯も来年9年目を迎えます。
これもひとえにお客様にご愛顧いただいたお陰と思っております。
魂のテースティング写真.JPG
12月は新酒の入荷が続き、私も「魂のテースティング」が連日続きました。
私は2時間ほどかけてテースティングします。その間は何も食べずにひたすらお酒だけ飲みます。お酒と向き合うこと2時間、少しはそのお酒の本質が見えてきます。
素晴らしいものは絶賛しますし、ダメなものは売りません。
そんな厳しいテースティングを行う理由はお客様にこんなお酒買わなきゃ良かったと失望して欲しくないからです。特に高価なお酒はその価格に見合うクオリティがなければいけないと思っています。
私が求める味の基準はとても高いもので、その基準をクリアーしたお酒が店頭に並んでいます。それを支える「魂のテースティング」がSAKE芯の芯なのです。

日本酒は普通に美味しいではいけません、飛びぬけて美味しくなければいけない、そして人を感動させる芸術作品でなければならないと思っています。
芸術作品とはとてつもないエネルギーが宿っています。
飲んでワクワクするようなエネルギーや、静かであれば底に秘めた静かなるエネルギーが宿ることにより人を感動させるのです。
本当に感動できるお酒をお客様が飲まれて私と同じように感動していただけるよう来年も「魂のテースティング」に磨きをかけていきたいと思います。

近年の異常な天候はお米にも色濃く影響しお米の出来は悪いですし、地域により作柄はバラバラです。
今後も良くなることは期待できないと思います。
毎年出来の悪いお米を使用していかに美味しいお酒を造るかが問われる時代になっています。
蔵元さんの技術力が試される時代がやってきたのです。
日々技術力を磨き、精進し、そのために変革をいとわない蔵が残るのだと思います。

2010年開業以来SAKE芯がやってきたことは常にお客様目線の酒屋に徹するということでした。
全品試飲できるシステムは消費者の願望であり、試飲しないで買うのは怖いと言う消費者の声を反映させたものです。
エレガント&スタイリッシュでフルーティーなお酒しか取り扱わないというコンセプトは現代消費者の日本酒消費傾向にかなったものです。
そして魂のテースティングにより厳選されたお酒を安心して買うことが出来る品質保証。
酒屋業界において日本で始めてのことを行っている酒屋がSAKE芯です。
このようなコンセプトを掲げている酒屋は他に無く、追従してくる者もいない孤高の酒屋です。
私が酒屋を始めた2010年頃は日本酒業界は斜陽で蔵元がどんどん廃業している時代でした。このままでは日本酒の灯は消えてしまうのではないか、そんな思いから日本酒の灯を消さないために酒屋を始めました。
私のやってきたこと、これからやることが、やがて日本酒をより良い方向に導く風になればと思い来年も精進していきます。

さあこれから年越し蕎麦を食べ、新年を迎えます。
横須賀は港町ですから0時になると停泊中の船が一斉にブオーッと霧笛を鳴らし新年を迎えます。
それでは来年も良い年になりますように。


日本酒専門店 Sake芯 http://www.sake-sin.com/
Sake芯 ショッピングサイト http://shop.sake-sin.com/


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