火入酒でも適切な温度での保管が大事 [日本酒の不思議]

若波純米吟醸を飲んでいます。
若波はまだまだ無名のお酒ですが、
試飲していただくと必ず美味しいと言っていただき購入される方が多いお酒です。

そんな素晴らしい若波を今日は飲み比べてみました。
一つは、試飲用に供していた通常の冷蔵庫(3~5度)で保管したものと、
もう一つは、開栓して試飲に供してからマイナス5度の氷温庫に保管したものです。
どちらも開栓後2~3か月経過しています。
若波 純米吟醸 23BY ラベル
冷蔵貯蔵の方は味わいが軽くどこか飲みにくい面が出ていますね。
ところが氷温貯蔵の方は、艶やかな味わいで果実味も感じられとても良い状態です。
開栓後数か月経っているとは思えない素晴らしい味わいに感心します。

このお酒は1回火入のお酒ですが、
火入のお酒でも氷温で保管した方が味がダレないで、美味しさが保たれるのが分かります。
未開封のお酒も同じことが言えると思います。
火入のお酒でも氷温保管が望ましいということです。

この飲み比べで分かるとおり、火入酒も保管温度により品質の差が生じます。
火入酒でもできるだけ低い温度で貯蔵する方が良いんです。

生酒は生老ねしますが、火入酒は劣化しにくいというのは間違いです。
火入酒も適切な温度管理をしないと老ねてしまいます。

ですから、日本酒は育ちが大事なんです。
そのお酒に適した温度で保管することにより、
美味しく熟成していきます。

それにしても氷温保管の若波旨いな~。
酢酸イソアミルの香りをベースとした果実感が実に良いね、
もう1杯頂いちゃおう。

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