酒販ニュースに当店が掲載されました

「酒販ニュース７月１１日号」http://www.jsnews.co.jp/index.htm
「販売現場ファイル2010」に取り上げて頂きました。
～８畳間で日本酒を「対面」販売～というタイトルで
～ソファに座り、じっくり試飲～
～現代の食に合う商品を提案～
などの項目で、見開き両面２ページにわたり書かれています。
嬉しいですね。
当店の日本酒販売の考え方の一端でも読まれた方に伝われば良いですね。
酒販ニュースの醸造産業新聞社の記者の方に感謝です。

ところで、早速反響があり、東京の某所で酒販店を営まれている方から、酒販ニュースを見たと電話をいただきました。
その酒屋さんでは、厳しい状況で店舗の一部を飲食店に貸しているそうです。
酒販店のほうは、玄関でごく小規模に販売しているとのことで、試飲していただいて販売することもあるようです。
酒販店さんはどこも相当厳しいようです。
「ウチと同じような販売形態の酒販店があり、勇気づけられました」と話されていました。
お互い頑張りましょう。

酒販店というのは、今の時代ただ店舗を構えればお客さんが来てくれる
状況ではなくなってしまったのだと思います。
商品を陳列してお客様が勝手に選んで買っていくような、スパー的な考え方では、特に地酒という嗜好の強い商品の場合成立しない販売方法ではないでしょうか。
だとしたら、陳列するための店舗は必要無いのかもしれません。
必要なのは味をどうやって伝えるかだと思うのです。

こんな味のお酒が好きだと言われてお薦めすると、勧めたお酒と傾向の違うお酒を選択される場合が多々あります。好みのお酒の味を言葉で表現するのは非常に難しいのです。
試飲して納得して買っていただくことが、地酒と言う嗜好の強い商品を販売するうえで必要なことだと思います。

試飲にこられない遠くのお客様には、ホームページやブログに掲載した文章や写真で立体的に味を掴んでいただけるよう工夫しているつもりです。

地酒だからこそ、こんな対面販売の商法でも少しは売れるのかもしれません。

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